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【感想】江戸のダンディズム展@根津美術館

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今日は父も妹も飲み会ということで、母を誘って根津美術館の「江戸のダンディズム」展を観てきました。
刀剣乱舞にハマってることもあり、この展示はぜひ観に行きたかったので、平日に観に行けて良かったです。
ラインナップは江戸時代の刀剣と印籠がメインで、中には倶利伽羅龍が透かし彫りされた脇差もあり、刀剣乱舞の大倶利伽羅好きとしては胸アツでした。
先日のヒストリアが刀剣特集だったこともあり、刀の刃文に注目してじっくり刀を見ていると、近くにいたおじさまが太刀の解説をしてくださりました。
母は完全に私の巻き添えを食らった状態だったので、もともと刀剣に興味があるというわけではなかったのですが、あれこれと言葉を交わしているうちに真摯に見入っていました。

ところで残念だったのが刀剣を展示している第一展示室でカシャカシャと写メを撮っている若い女性がいたことです。
こちらも注意をしたり、学芸員さんに声をかければ良かったのですが勇気がなく……。
美術館巡りが好きな身としては許しがたい光景でした。
美術館は基本的に撮 影 禁 止です。マナーを守って鑑賞しましょう。

太刀や脇差の拵を集めた一角では、いかにも江戸時代といった趣の贅をこらした蒔絵が鞘を彩っていたり、鍔にも細かな意匠が施されていて見応えがありました。
もはや実戦刀としての価値を失ってはしまったものの、その技術は今に至るまで伝えられているのだなぁと思うと感慨深かったです。

印籠は柴田是真の面目躍如といった感があって、蒔絵好きの私の目を楽しませてくれました。
祖先が武士だからでしょうか、こうしたものを見ていると心踊ります。

第二展示室では唐詩の書が展示されていて、漢文専攻の彼氏の解説を聞きたいところでしたが、白氏文集や和漢朗詠集など私にも馴染み深い書が多かったです。
李白の七言絶句「黄鶴楼送孟浩然之広陵」は中でも有名なものでしたね。

第四展示室はほぼ常設の根津美術館が誇る古代中国の青銅器の展示。
収穫としては銅鏡が見られたことでしょうか。(銅鏡フェチなので)
ただもはや祭祀の道具としての意味合いを失った唐代のものだったので、ちょっと残念でした。
唐代の鏡は婚礼道具に使われたこともあって意匠が華やかでそれはそれでいいんですが、私はやはり漢代の鏡を推したいです。

それから第五展示室では北野天神縁起絵巻(根津本)が展示されていて、今回見られて僥倖でした。要は菅原道真が左遷されて怨霊となり、様々な怪異が起こって鎮められるまでの話です。
よく日本史の図録に載っているものとは若干違いがありましたが、根津本ということは根津美術館に伝わっている本ということですので、本によって相違があるのも不思議ではありません。
保存状態は良く、彩色も鮮やかでした。
私が専攻していたのはヤマト王権の時代なので、もっと時代が下った頃の古代史もちゃんと勉強しないとなぁと思いを新たにしました。

長くなりましたが以上が根津美術館レポです。そのあとはヨックモックでガレットを食べて青山・表参道をぶらぶら散策して帰路につきました。
久々によく晴れたのでいい一日になりました。
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夕星桔梗

Author:夕星桔梗
元日本古代史ゼミ所属。作家志望のアマチュア物書き。

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