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【感想】歴史秘話ヒストリア あなたの知らない信長の素顔 ~英雄を記録した男 太田牛一の生涯~

あなたの知らない信長の素顔
~英雄を記録した男 太田牛一の生涯~
●本放送 平成27年 6月17日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成27年 6月24日(水)
14:05~14:48
総合
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。
配役:太田牛一役:大浦龍宇一
エピソード1 英雄とメモ魔 運命の出会い
牛一は風雲児・織田信長に心奪われた(再現)
信長がまだ尾張の小大名だった頃、太田牛一は弓の名手として信長の側近に抜擢されます。牛一が見た青年時代の信長は、奇妙なファッションに“うつけ”と呼ばれる変人ぶり。しかし、牛一はある日、信長の驚くべき発想と行動力を目撃!日記に信長の様子をしたためるようになります。
 
エピソード2 英雄・信長15年の天下取りを記録せよ!
京の都に攻めのぼった信長は、天下統一への道を走り始めます。希代のメモ魔だった牛一は、従軍記者さながらに主君信長の激闘の日々を記録。最強武田軍団との決戦・長篠合戦や史上最大の城・安土城の建設など信長15年の天下取りが、牛一の筆から鮮やかに描き出されます。
“従軍記者”太田牛一(再現)
 
エピソード3 その時、日記は『歴史』になった!
『信長公記』完成は本能寺の変からおよそ20年後だった(再現)
本能寺の変で敬愛する主君を失い茫然自失の状態だった牛一。しかし、その牛一に再び筆をとらせたのは、信長がどんな最期を遂げたのか知りたいという強い思いでした。そしてたどりついた信長最後の言葉「是非に及ばず」。その後20年以上をかけ、織田信長の一代記『信長公記』を書き上げるまでのドラマ。
 
参考文献

『信長公記』(太田牛一 角川文庫版・新人物往来社版など多数)
『織田信長という歴史 「信長記」の彼方へ』(金子拓 勉誠出版)
『「信長記」と信長・秀吉の時代』(金子拓編 勉誠出版)
『信長公記を読む』(堀新編 吉川弘文館)
『人物業書 織田信長』(池上裕子 吉川弘文館)

織田信長に関しては、今司馬遼太郎の『播磨灘物語』を読んでいることもあり、昨年の大河ドラマ「軍師官兵衛」を観ていたこともあって家臣や政敵に関してはとにかく苛烈な印象しかなかったのですが、今回のヒストリアで太田牛一という人物に焦点を当てて信長を見てみると、また違った信長像がそこには浮かび上がってきたように思いました。
近年の研究でも織田信長像は変わりつつあるとTwitterで見かけてはいたので、最新の研究書を読みたいなぁとは思っているのですが、どれから手をつけたものやら……日本の戦国時代史にはまだまだ疎いので、とりあえず信長公記を読んでみたくなりました。
最近刀剣乱舞の長谷部沼に落ちていることもあり、信長についてももっと勉強していきたい所存です。
新説については番組では触れられていなかったので残念ではありましたが、安土城を再現したCGを見て、改めて織田信長が天下人たらんとしていたことがよく分かりました。
なんせ最上階に歴代の中国の皇帝の図像を描いていたというのですから、いにしえより中国の思想や文化の影響を多大に受けてきた我が国にとって、それは織田信長が中国の皇帝にも比肩しうるような天下人像を思い描いていたということに他なりません。
実況中はとにかく「上様かっこいい」の一言でしたが、討ち死にした家臣の名を呼んで涙したり、本能寺の変では侍女を逃がしたりと、織田信長の優しさを垣間見たような気もいたしました。
ますます織田信長について知りたくなったよい回だったと思います。
子孫の方が大事に守り抜いた真筆の信長公記の研究も進んで、ますます史実に近しい織田信長像が明らかになるといいですね。
研究者の方々のたゆまぬ努力を祈っています。
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夕星桔梗

Author:夕星桔梗
元日本古代史ゼミ所属。作家志望のアマチュア物書き。

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