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【感想】歴史秘話ヒストリア 信長の楽園へようこそ ~3つの城のサプライズ~

信長の楽園へようこそ
~3つの城のサプライズ~
●本放送 平成27年 9月16日(水) 22:00~22:43 総合 全国
※再放送は未定です。
配役:織田信長 役:櫻木 誠
エピソード1 ノブナガの城は “魅せる”城
信長の城は創意工夫のかたまりだった(CG合成)
現在、発掘調査のすすむ“信長の城”では新たな事実が次々と見つかっています。大きな石垣をそなえ、敵に見せるだけで勝利した「小牧山城」。訪れる者を驚かせる仕掛け満載の「岐阜城」。そして「安土城」は世界遺産モン・サン・ミッシェルそっくり!しかも日本初のライトアップまで行われていた!?
 
エピソード2 城を“魅せる” 究極の仕掛け
安土城では、さらなる信長の“サプライズ”を発見!天主の石垣にくっつくように建てられた謎の建築…城郭研究家の千田嘉博さんは、これを「懸造(かけづくり)」という舞台状の建物と大胆推測します。絢爛たる天主を背負うステージに立ち、人々に“天下人”として印象づける信長一流の演出なのか!?
安土城には信長の“ステージ”が!?
 
この回ゆかりの地は・・・

小牧山城
岐阜城
安土城

参考文献

『織豊系城郭の形成』(千田嘉博 東京大学出版会)
『よみがえる真説安土城』(三浦正幸 監修 学研)


先週から楽しみにしていた放送だったのですが、ちょうど国会の安全保障法案をめぐる情勢のニュースと重なって、観られるかどうか分からないという状況でいつになくヒヤヒヤしました。
結果的に無事に観られたので良かったですが、これからもどうか平和にヒストリアを観られる日本であってほしいなと思います。

さて、内容としては信長公の三つの城(小牧山城・岐阜城・安土城)をめぐる最新の学説をビジュアルを交えながら紹介するというもので、ビジュアルを前面に出すテレビとは相性のいい仕上がりになっていました。
戦国史に関してはまだまだ勉強しはじめたばかりで、信長公についてもまだその人物像を掴みきれていないのですが、彼についての諸事情を知れば知るほど興味深いというか、天下人の中でも突出した魅力がある人物だなあと感じています。
今回は城から信長公の人物像に迫るという切り口で、中でも岐阜城の構造や安土城のライトアップなど、もはや軍事要塞としての城郭というよりは、それだけに留まらない、彼の「権力を誇示する場としての城郭」という印象を受けました。
まるで信長の野心をそのまま形にしているようで、改めて彼のキャラクターに興味を掻き立てられたのでした。
最後の安土城内部の構造に関しては、以前放映された「あなたの知らない信長の素顔 ~英雄を記録した男 太田牛一の生涯~」でも触れられていましたね。

こうした考古学的見地から歴史を見るということに関しては大学でも学んだ手法であり、その基盤があるからこそ改めて色々と考えさせられたのですが、とかく人物史ばかりが注目されがちな戦国史において、そうした観点から歴史を捉え直すことは大事なのではないかなぁと思います。
実は最近家族と相容れないことがあって脱ヲタを余儀なくされたのですが、その分かかっていたバイアスからも自由になって歴史と向き合えるかなというのはある種の利点だと捉えることで乗り切ろうと思っています。
いつか創作戦国という形でそれを表現できたらなと考えているので、まずは手軽な本から読み始めていきたいと思っています。
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夕星桔梗

Author:夕星桔梗
元日本古代史ゼミ所属。作家志望のアマチュア物書き。

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