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【美術鑑賞】プラド美術館展@三菱一号館美術館

今日は年末最後のお出かけということで、両親と三菱一号間美術館のプラド美術館展へ。
久々の西洋絵画ということで前から楽しみにしていたのです。
幅広い年代の名品の数々が一堂に会した展示は華やかで、心に残る作品もたくさんありました。
私の好きな聖母子像のモチーフの作品も美しいものが多く魅了されましたし(ムリーリョの「ロザリオの聖母」をはじめ、メムリンクの「聖母子と二人の天使」モラーレス「聖母子」など)、花を描いた静物画も好きなのでヤン・ブリューゲル1世の「花卉」には見入ってしまいました。

今回の展示のなかでも惹きつけられたのはサロモン・コーニングの「ある哲学者」。膨大な量の文字が綴られたノートにペンを走らせつつも、肩肘をついてこちらを見つめる哲学者の図はまさに17世紀のインテリジェンスそのもの。
つい見惚れてしまいました。
想起したのは映画「屍者の帝国」のフライデー。
どうにもこういう図に弱いみたいです。
またゴヤの「トビアスと天使」もまばゆい逸品で、全体的に良質な作品が目白押しでした。

図録を購入したかったのですが、2700円とややお高かったので神保町で探すつもりです。
ポストカードはすべて二枚組での販売で、一枚は拡大図という仕上がりの上にフォーカスする箇所が意に沿わなかったので購入せず。
美術館でのポストカードは普段自分の観賞用にと取っておくタイプなのですが、気に入ったものを二枚買ってメッセージカードとして近しい人に贈るのもいいなぁと思っていたので今回は残念でした。

いずれにせよ展示自体は素晴らしかったので、またご縁があれば会期中に赴きたいです。
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【読書録】2015年のベスト10冊ならぬ8冊および総評

1|コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』

2|ウニカ・チェルン『ジャスミンおとこ』

3|シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』

4|マグリット・ユルスナール『東方綺譚』

5|石川淳『紫苑物語』 

6|澤田瞳子『満つる月の如し』

7|村上春樹『職業としての小説家』

8|吉川忠夫『古代中国人の不死幻想』



今年は歴史小説・時代小説との出会いにはじまり、海外文学との再会で終わった。

歴史小説・時代小説ではなによりも澤田瞳子と出会えたことがなによりの収穫であった。『若冲』がこの時代小説がすごい! に選ばれたことも喜ばしいニュースのひとつだろう。私が澤田瞳子と出会ったのは4月のこと。それまで積んでいた『日輪の賦』を皮切りに、『満つる月の如し』『ふたり女房』『泣くな道真』とまさに作者買いならぬ作者読みしていった。『若冲』もいずれ読んでみたいが、それよりも気になっているのは『与楽の飯』。私自身日本古代史を専攻していたこともあって、江戸時代よりは平安時代以前の小説に引かれてしまう。
そして歴史小説といえばやはり司馬遼太郎。今年はとうらぶブームもあり、へし切長谷部にハマったこともあって『播磨灘物語』を読んだり黒田官兵衛にまつわる新書を読んだりした。
個人的なブームは長くは続かず今ではすっかり審神者も卒業してしまったが、昨年の大河ドラマ『軍師官兵衛』を観ていたこともあり、戦国ブームはまだ衰えそうにない。
来年の大河ドラマ『真田丸』は視聴予定なので久しぶりに古巣の武田に戻るのもいいかもしれない……と思っているところ。

そして今年は数年ぶりに海外文学に戻ってきた。海外文学というといささか食傷気味になっていて遠ざかっていたのだけれど、今年読んだ海外文学はことごとく当たりだった。
まずは積んでいたマグリット・ユルスナール『東方綺譚』を読破したことで海外文学への抵抗感は幾分和らいだし、なによりコーマック・マッカーシー『ザ・ロード』と出会えたのは僥倖だった。終末SFという体をなしていながらも静かに綴られていく退廃的な世界観とわずかな光が差す結末は美しく、ひとつの神話とでも云うべき仕上がりになっている。
ちょうど体調の悪かった折りに出会ったこともあり、久しぶりに「本に救われる」という体験を味わうことができた。
シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』とウニカ・チェルン『ジャスミンおとこ』はいずれも心を病み自殺を遂げた女性詩人の小説。新作の参考にと読みはじめたのだが、どちらからも得るものが大きかった。その成果は新作の小説のなかに取り入れ、ひとつの作品としてまとめ上げたいと考えている。

今年残念だったことは近代文学との良い出会いがなかなかなかったこと。主立った代表的な作家の代表作はだいぶ読んでしまったこともあるのだろうが、川端康成『反橋・しぐれ・たまゆら』『美しさと哀しみと』や谷崎潤一郎『蓼食う虫』は彼らの第一級の作品と比べるとどうしても格が落ちてしまう。
そういう点において石川淳『紫苑物語』を読了できたのは意義深かった。これまで文体厨とは云ってもどちらかというと泉鏡花や谷崎潤一郎のようなやわらかな美に目が行きがちだったけれども、石川淳の硬質な美しさは彼らとはまた違った魅力がある。
もう何作か彼の作品を読んでみたいものだが、まだめぼしい作品には出会えていないのが残念だ。

そして今年は村上春樹とも出会ったのだった。これまで村上春樹というと食わず嫌いしていたところがあったのだが、『職業としての小説家』を読んで彼に抱いていたネガティブなイメージが払拭された。読んだ当時は「雪花物語」の推敲中で、行き詰まりを覚えていたところだったので村上春樹の推敲する際の姿勢には勇気づけられた。
その後『ノルウェイの森』を読んだのだが、私自身はそこまで直子の死に衝撃を受けることはなかったし、心動かされることもなかったように思う。むしろ登場人物たちが主人公の身の回りからどんどんいなくなっていくさまがリアルだなぁと感心した。……とここまでは良かったのだが、村上春樹の感染力というのはおそろしいもので、私の場合小説を無意識に書いていると彼の影響が出てしまうようだ。
それはおそらく世界をどう捉えるかというベクトルに惹かれてしまったからなのだろうと思う。どうにかそこから脱却したいところである。

最後に私は小説を書く際の資料として、また趣味として9冊の学術書を読んだが、なかでも吉川忠夫『古代中国人の不死幻想』との出会いは改めて中国の引用文化、愛書文化への憧れを駆り立てられた。それだけでなく曹操や孫権、嵆康、陸機と古代中国の著名人の神仙観を垣間見られるという三国志および晋代の詩人好きにはたまらない内容で、これほどストライクな学術書と出会えた縁に感謝したい。秋の神保町の古本市で偶然出会った一冊だったが、間違いなくあの古本市で買った本では一番の掘り出し物だろう。来年の古本市ではどんな本に出会えるか、今から期待に胸が膨らむところだ。


やや疲れているので今年のベスト10冊をブログにまとめるのは先送りにしようと思っていたが、書きはじめてみるとキーボードを打つ手が止まらなくなってしまった。
来年も良書佳作との出会いを楽しみにしたい。

【美術鑑賞】2015年美術鑑賞まとめ

今年観に行った展示

■西洋美術
・グエルチーノ展@国立西洋美術館
・ワシントン・ナショナルギャラリー展@三菱一号館美術館

■日本美術
・江戸のダンディズム展@根津美術館
・うらめしや~、冥途のみやげ展@藝術大学大学美術館
・蔵王権現と修羅の秘宝@三井記念美術館
・村山華岳―京都画壇の画家たち@山種美術館
・手芸で創る美の世界at百段階段@目黒雅叙園

■博物館
・戦国図鑑@埼玉県立歴史と民俗の博物館
・大関ヶ原展@東京都江戸東京博物館
・聖母が見守った奇跡―長崎の教会群とキリスト教関連遺産―@長崎歴史文化博物館
・東京国立博物館 本館および東洋館の展示

もっと西洋美術を見ようと思い立ったはいいものの、結果的にはふたつほどしか観られませんでした。来年はボッティチェリ展にレンブラントとフェルメール展、カラヴァッジョ展など気になるものが目白押しなので、ぜひ西洋美術に触れあいたいと思っています。
今年末から始まった展示ではプラド美術館展とBunkamuraの「英国の夢 ラファエル前派」展が気になっているので、一月を目処に行けたらと考えているところです。
西洋美術に挙げたこのふたつの展示はいずれも印象に残ったのかポストカードを買いましたが、特にグエルチーノ展の宗教画には心打たれました。
もともとミッションスクール出身ということもあって、キリスト教絵画にはなじみがあるからでしょうか。マリア像や聖母子像を観ていると癒やされるとともに崇高な美を目にしたような心地になります。

日本美術で特に心に残ったのは三井記念美術館の「蔵王権現と修羅の秘宝」展。
三井記念美術館のニッチな仏教美術の展示は以前から大好きで、2012年の「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」も未だに記憶に残っています。
「蔵王権現と修羅の秘宝」展では何よりも鏡像を観られたことが収穫でした。これからもこうした仏教美術の展示を続けて欲しいという願いをこめて、図録を購入しました。仏教美術は一年に何度も観たくなるのですが、今年はほぼこの展示のみとなってしまったのが心残りです(思い返せばトーハクの本館で仏教画の展示を観たこともありましたが)。来年は根津美術館にて仏教美術のコレクション展があるので今から待ち遠しいところです。

今年は例年よりも博物館へ行った一年になりました。何よりいい思い出になったのは、親友と観に行った「戦国図鑑」展。地方の展示ながらも戦国BASARAとタイアップしつつ、埼玉の独自性のある展示を展開していたところに深い郷土愛を感じました。
今年は刀剣乱舞の影響で刀剣や武具類の展示が目立ちましたが(私が通っただけでも、トーハクでの三日月宗近・獅子王の展示や根津美術館の江戸のダンディズム展など)、その中でも埼玉県立歴史と民俗の博物館の展示は一種の勝機を得た賭けのような意気込みが感じられて、学芸員とも関わりのある親友のすすめもあり図録を購入しました。
普段なかなか行かないところにある博物館の展示だけに新鮮さを感じられたのかもしれません。
また長崎に帰省した際に観た「聖母が見守った奇跡」展では、次号の『文芸ラジオ』に掲載予定の新作を書き上げるのに大いに刺激を受けました。
長崎の教会群とキリスト教関連遺産が世界遺産に登録されることを願っています。

さて来年はどんな展示と出会えるのか、今から楽しみです。
現時点で気になっている展示だけでもそれなりの数に上るのですが、そのうちのいくつを消化できることか……。こればかりはご縁なのでしょうね。あまり気負わずゆるりと楽しみたいと思います。

【徒然】代々木八幡宮参拝


ふと思い立って、久しぶりに代々木八幡宮へ。

ちょうど大祓の時期ということもあって、茅の輪がセッティングされていた。実は文献の写真で目にすることはあっても、実物で見るのはこれが初めて。

そういえば「蛇と防疫」について、調査が中途半端に終わっていたなと思い出しつつ(その実これがあの茅の輪……! と興奮しつつ)、左→右→左と手順通りに茅の輪をくぐって拝殿に参拝してきた。
年が明けたら、茅の輪と蛇とは果たして関係があるのかもう一度調べてみようと思う。

それにしても今年の終盤は神社ともご無沙汰だったので、来年こそは都内の神社巡りを少しずつでもやってみたいところだ。
未だに行けていない有名な神社も多々あることだし。

その後は図書館へ赴いて小説の資料を受け取ってきた。内容は古代中国の死生観に関するもの。
どこまで資料として使うかはまだ未知数ではあるものの、読み物としても楽しめること間違いなしの一冊なので、さっそく読み進めていくことにしたい。
書評はいずれまた書けたらと思う。

【映画鑑賞】「ミツバチのささやき」



繰り返される死のイメージと映像詩とでも云うべき断片的なシーンが重なり合って、幻想と現実の境界がぼやけたような美しい映画だった。私は近ごろ夢のように美しい映画を観たいと思っていたので、この映画はまさに当たりだったというわけだ。
どこかもの寂しい情景の連続は、スペイン内戦後という時代背景をそのまま映し出そうとしたものだろうか。灰色がかった空に荒れ果てたような大地が印象に残った。荒涼として美しい風景は、この物語を紡ぐのにこれ以上ない舞台背景だったように感じられる。

物語の主人公はアナ・トレント演じるアナという少女。彼女の視点に沿って物語が展開してゆく。子どもたち特有のあどけなさと、それに裏打ちされた残酷さ。中でもイサベルが猫の首を締め上げようとして怪我をし、傷ついた指先の血を唇に塗るシーンにはぞくっときた。
彼女はかりそめの死を演じてみせるなど、子ども特有の残忍さを滲ませる。それが逆説的に幼い少女の美を体現しているように思えてならなかった。
そして、それまで子どもから見た世界を描いたように抒情的だったシーンの連続は、負傷兵とアナとの出会いによってひとつの物語へと動き出す。中でも負傷兵の死はアナの心に衝撃を与えるに至った。これは子どもと不条理な現実との出会いを見事に象徴するシーンだった。(中でも小道具として使われていた懐中時計がよく効いていた)
その後アナは再び幻想の世界へと迷い込んでいく。フランケンシュタインの精霊と邂逅し、このままアナは死んでしまうのかと思いきや、彼女は生を選び取る。負傷兵とアナとは大人と子ども、男と少女、死と生、現実と幻想といった好対照な存在として描かれている。



そういえば主人公アナを演じるアナ・トレントといえば、クラフトエヴィング商會の『アナ・トレントの鞄』という本を思い出す。内容はうろ覚えなので再度読み返してみたいのだけれど、あいにくと手元にはない。

中井英夫展@西荻窪



西荻窪で催されている中井英夫展へ行ってきました。回ったのは二箇所だけでしたが、盛林堂書房の展示もガレリア青猫の展示も充実していました。

まずは盛林堂書房の展示へ。こちらの古書店は何度か足を運んだことがあったのですが、こぢんまりとしていながらもなかなかの品揃えには毎回驚きます。
こちらでは『虚無への供物』をテーマに本や書簡が展示されていました。店内では中井英夫の作品も数多く並べられていたので(中央線沿線の古書店はわりと中井英夫を扱っているところが多いのですが、その中でもかなり充実していたと思います)、中井英夫の作品との出会いの場としてはちょうどいいなと感じました。
今回は最近SFにハマっていることもあってロバート・A・ハインラインの『メトセラの子ら』を購入した上で記念冊子をいただきました。
家に帰って冊子を読んでみると奇しくも「塔晶夫(中井英夫の別名義)とS・Fと」と題した高橋良平氏のエッセイが収録されていました。
中井英夫も相当SFを読んでいたとは知りませんでした。

続いてガレリア青猫の展示では中井英夫の青春時代の写真や原稿など貴重な資料を見ることができました。年表や全著作の紹介(文字表記のみ)のパネルもあり、小規模ながらもさまになっている展示風景でした。
缶バッジはギャラリーの方にお声がけして売っていただきました。こちらの方はまだ準備が整っていないようでしたが、中井英夫の写真のみで200円でした。

とにもかくにも、この一連の展示がきっかけで中井英夫に興味を持ったり本を読んだりする人が増えることを祈っています。
私の中井英夫コレクションは下の写真のとおり。まだまだ積読本の方が多いのですが、順次読んでいきたいです。

【読書録】2015年11月の読書録

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1470ページ
ナイス数:65ナイス

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)感想
映画化されるとのことで(現時点で未見)およそ四年ぶりに再読。少女たちの物語という側面から読むとちょっと鼻につく感があって(彼の描く女性は強いて女性として描くにはやや硬すぎる気がしてしょうがない)、初読時より読み進めるのに時間がかかった。でも伊藤氏が求めた意識の在処という問題に移り変わっていく時点から惹きつけられた。意識や魂の存在を突き詰めて考えていった彼の答えは未だ出ていないが、その答えの一端を探ろうとしたこと、それを文学として表現しようとしたことにこの作品の意義があるのだろう。
読了日:11月27日 著者:伊藤計劃
ザ・ロードザ・ロード感想
読友さんの感想を拝見して読みたくなり、図書館へ行って借りた一冊。淡々としていながらも美しい文体で語られるのは、終末を迎え、終始暗い情景が描き出される世界で「火を運ぶ」父親と息子の物語。ともすれば絶望に陥りそうな環境の中、少年の抱いた純粋さこそがこの物語の「火」であり、人類普遍の希望であったのだと感じた。終末SFを読むのは初めてだったけど、おそらくこれ以上好みの作品を見つけるのは難しいような気がする。なぜならこの物語は「人類への祈り」がベースにあるから。この時期に出会えて良かったと心から思う。
読了日:11月26日 著者:コーマック・マッカーシー
ベル・ジャー (Modern&Classic)ベル・ジャー (Modern&Classic)感想
新作の小説の突破口を見出そうと読んだ一冊。時制が複雑に入り組んでコラージュされていく技法は現代小説ならではと云えるかもしれないけども、後半以降の物語の展開はさらに唐突さを増していて、主人公のメンタリティをそのまま表現していると感じた。前半部は繊細な表現で主人公の精神性を描いていて好感を持てたものの、後半以降は(著者と主人公との距離がほとんどないためか)もはやメンヘラあるあるになってしまっていて、物語としては自然な流れだとは思ったけれどちょっと残念だった。
読了日:11月24日 著者:シルヴィア・プラス
東方綺譚 (白水Uブックス (69))東方綺譚 (白水Uブックス (69))感想
「老絵師の行方」に心惹かれて読み始めた一冊。西欧から見たオリエント世界はどこか奇妙さをたたえながらも、それゆえに万華鏡のごとき美しさを披瀝している。のちに続く作品群の中に「老絵師の行方」ほど心動かされた作品は見当たらなかったものの、流れるような美しい文体に魅了された。
読了日:11月16日 著者:マルグリット・ユルスナール
日影丈吉傑作館 (河出文庫)日影丈吉傑作館 (河出文庫)感想
この全体的に漂う泥臭い感じにどうもなじめず、幾分辟易としながら読み進めてきましたが、「泥汽車」でようやくこの作家の真髄を見た気がしました。私のお気に入りの一作である「猫の泉」が収録されていなかったのは残念でしたが……。ともあれ民俗学的なテーマをいかに物語に落とし込んでいくかという面では参考になったような気がします。文体は細やかさが目立ってなかなか好印象。
読了日:11月12日 著者:日影丈吉

読書メーター


久しぶりに海外文学に手を出してみた月でした。
体調の悪化もあって終盤はひたすら読書に没頭していましたね……。
おかげさまで検査の結果は異常なしとのことでしたが。
それにしてもモノクロな表紙だらけでなにやら自分の精神状態をそのまま物語っているようです。
あまりストレスがかかりすぎないように気をつけねば。

特に印象に残ったのはコーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』。
書評に書いたのでそれ以上書くことはありませんが、この時期に出会えて良かったと心から思える作品でした。
ハーモニーを再読できたのも良かったな。今は『屍者の帝国』を読んでいます。
ただ小説を書く意欲が吹き飛んでしまったので、再構築するのには時間がかかりそうな悪寒です。
今後は海外文学(特にSF界隈)をもっと読んでみたいと思っています。
それがどのような形で自分の小説に影響を与えるのか、私自身楽しみです。
プロフィール

夕星桔梗

Author:夕星桔梗
元日本古代史ゼミ所属。作家志望のアマチュア物書き。

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